安倍改憲とは一線 政経塾生まとめた「憲法改正草案」の可能性

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 松下政経塾が5日に開いた「憲法フォーラム」で、塾生4人が1年かけて作った「日本国憲法改正草案」が発表された。日本国憲法を土台にしながら一部を改正する形だが、根底を流れる憲法観は「基本的人権、自由、平等」であり、「多様な価値観を容認する」というもの。自民党の憲法草案が国家主義的な価値観や義務を国民に押し付けているのとは対照的な中身となった。

 松下政経塾の創始者である故松下幸之助氏は、50年前の昭和40年ごろにはすでに「改憲」を主張していた。しかし、人類共通の「普遍性」、日本にふさわしい「国民性」、社会情勢に相応した「時代性」という3要件が必要というスタンスだったという。いまの安倍自民が進めようとしている上から目線の「改憲」とは一線を画している。

 今回、草案をまとめた塾生は20~30代で、法学部出身ではない憲法の素人。彼らをサポートした小林節慶大名誉教授は、「そうした若い人たちが、右から左まで偏見なく文献を読み、その結果として、憲法には『個の尊重』が重要だという結論に達した意味は大きい」と話した。

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