ナチ研究の第一人者が看破 自民案「緊急事態条項」の正体

公開日:

「(政治は)結果が大事だ。何百万人殺したヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくてもだめだ」。派閥会合でこう発言し、撤回を余儀なくされた麻生太郎副総理。4年前にも「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に代わった。あの手口に学んだらどうかね」などと、安倍政権の改憲を後押しするためにナチスを例に挙げて批判を浴びた。

 ユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)や近隣諸国に侵略して第2次大戦を引き起こしたヒトラーの動機を「評価」し、「手口を学べ」とは正気の沙汰とは思えないが、そのヒトラーが独裁のために乱用したのがワイマール憲法第48条の「大統領緊急措置権」。いわゆる自民党の改憲草案98~99条に規定された「緊急事態条項」だ。北朝鮮情勢の緊迫化を口実に好戦姿勢を強め、改憲をもくろむ今の安倍政権は、ドイツ近現代史の専門家である東大大学院教授の石田勇治氏の目にどう映っているのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    FA浅村の楽天入り決定 ソフトBは“赤っ恥”で来季へ遺恨残す

  2. 2

    金銭より年数で…FA浅村の楽天入りは“ゆとり世代”ならでは

  3. 3

    特捜部を待つゴーンの徹底抗戦 “人質司法”には絶対屈しない

  4. 4

    ロッテに対抗し青天井 巨人がFA丸に5年35億~40億円の狂気

  5. 5

    清水国明は68歳で第5子 芸能界“高齢パパ”の気になる共通項

  6. 6

    先輩2人が大減俸…オリFA西「2度目の交渉」は別れの挨拶か

  7. 7

    提示は5億円減 オリ金子「自由契約ある」で巨人入り怪情報

  8. 8

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  9. 9

    実はボンボン 桜田大臣“大工あがりの叩き上げ”は経歴詐称

  10. 10

    交渉前に「お断り」…FA浅村に蹴飛ばされたオリの自業自得

もっと見る