岸田首相は反転攻勢を狙うも打つ手ナシ…旧統一教会ズブズブ閣僚をクビにできないワケ

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「何をやっても批判される」──。自民党関係者からはこんな嘆き節が聞こえてくる。確かに、台湾で発生した大地震と、日本に上陸した台風14号への岸田首相の対応を巡って、SNSでは批判が飛び交っている。もともと自民党に手厳しい左派のみならず、好意的なはずの右派からもブーイングが上がっているのだ。やることなすことが批判を招き「四面楚歌」状態。反転攻勢を狙っても打つ手ナシ。もはや八方塞がりだ。

 ◇  ◇  ◇

 18日に台湾で起きたマグニチュード6.8の地震では、建物倒壊や列車脱線など甚大な被害が出たが、19日夜時点で岸田首相はメッセージを出していない。

 この反応に、ツイッターの“右寄り”アカウントから《2018年の台湾地震の時、安倍総理はすぐにメッセージを(SNSに)掲載》《岸田総理は安倍総理の背中から何を学んできたのやら》との批判が飛んでいる。「反中国」を鮮明にし、台湾に寄り添った安倍元首相を引き合いに、岸田首相の“塩対応”をディスった格好だ。

 一方、国内で発生した台風14号に関する関係閣僚会議に、岸田首相が防災服姿で出席したニュースについて、“左寄り”のアカウントからは《防災服コスプレで「やってる感」》といった批判が上がる。右からも左からも攻撃されている状況だ。

 自民党と旧統一教会の蜜月関係を巡っては、政権支持層が不満を鬱積させている。共同通信の世論調査(17、18日実施)では、岸田首相本人が「教団との関係を断つ」と宣言したことに、自民党支持層の66.8%、公明党支持層の82.7%が「関係を断つことができない」と懐疑的な見方を示した。

 政界でも、野党のみならず与党内から岸田首相へのバッシングが続出。公明党の山口代表は、教団との関係を断つという自民の方針が「信用されていない」とした上で「国民に伝わる説明をしていただきたい」とチクリ。自民党内からも「来春の統一地方選で結果が出ないと、岸田首相の求心力は消える」「総理の対応は後手後手だ」と批判が相次いでいる。

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