著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「日本軍兵士たちの戦場体験」(20)「安藤に伝えて欲しい。必ず自決せよ」と、秩父宮は森田に言った

公開日: 更新日:
事件を受けて弘前から鉄道で東京に戻った秩父宮を乗せ上野駅を出る車(1936=昭和11=年2月27日)/(C)共同通信社

 二・二六事件に連座した青年将校の歩三の第6中隊長の安藤輝三は、どういうところが下士官や兵士に人気があったのか。私は歩三の将校や兵士に取材を進めたのは、昭和60年代のことであったが、70代に入っている彼らは、事件について語る口ぶりはさまざまに分かれたが、こと安藤評になると誰もが一… 

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