著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【チーズ】身体に潤いを与えて「陰虚」の改善に役立ち、寝汗を止める

公開日: 更新日:

 最近、寝汗がひどい。びっしょり汗をかいて何度も目が覚めてしまう……。寝汗はどんな人にでも生じる生理現象です。人間は一晩にコップ1杯分の汗をかくといわれていますが、着替えやシーツの取り換えが必要なほどの場合は、明らかに過剰に発汗している状態です。

 寝汗には副交感神経が関係しています。副交感神経は睡眠時に優位に働き、寝汗によって体内にこもった熱を放散して体温を調節することで、疲れた身体を休息、回復させます。それがストレスによって交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなると、自律神経の乱れから睡眠時の体温調節が難しくなり、寝汗がひどくなってしまうのです。

 また、睡眠時無呼吸症候群や、甲状線機能亢進症、高血圧、心臓疾患でも寝汗が増える場合があります。シニア男性の場合は、加齢によって男性ホルモンのバランスが変化することも関係しているとされています。

 寝汗によってたびたび目が覚めるのは、睡眠の質が下がってつらいもの。そのうえ、脱水症状のリスクも高まります。食養生を見直して早めに改善を図りましょう。

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