ノルウェーに世界最大の空飛ぶ電動水中翼フェリー艦隊が登場する!

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 ノルウェーに世界最大の空飛ぶ「電動水中翼フェリー艦隊」が登場する、と話題になっている。

 この船は、スウェーデンのカンデラ社が開発した電動水中翼船「P-12」。写真(同社の公式サイトから)のように船体下部の水中翼が一定速度を超えると船体を水面から浮上させ、そのままの状態で滑空する。

 ノルウェーの交通大手ボレアルAS社が今月、このP-12を20隻発注。2027年に最初の2隻が引き渡され、残りの18隻は28年から30年にかけて順次納入予定。世界最大規模の電動水中翼フェリー艦隊になる。

 ノルウェーの入り組んだ海岸線は総延長約10万キロに及び、これまで日常の移動手段としてディーゼルの高速船などが使用されてきた。電動化は航続距離と速度の課題から進んでいなかったが、P-12は巡航速度は時速約46キロ、航続距離は約74キロを達成し、ディーゼル船の代替運用が可能になった。

 さらに標準的EV車載高速充電器を使って、わずか1時間でフル充電が可能。もちろん使用時にガスを全く排出しないゼロエミッションだ。

 電動化の先進国であるノルウェーでは、新車販売のほぼ全てがEV。地方交通の基幹であるディーゼル船も電動化が進むことで、クリーンな交通体系への移行がさらに加速しそうだ。 

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