シリーズ「日本軍兵士たちの戦場体験」(19)歩三第6中隊長・安藤輝三に見る兵士に慕われた帝国軍人の姿

事の是非はともかくとして、二・二六事件はおよそ20人の青年将校と1500人に及ぶ下士官、兵士が参加するクーデター計画であった。決起部隊は約4日間にわたり、東京の官庁街を制圧しているのだが、この決起の裏側を見ていくとごく普通の兵士が、青年将校の人情にいかに惹かれていたかが明確にな…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,078文字/全文1,219文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】