巨人が日本ハムに3-10大敗…しかもプロ初打席の相手投手に適時打2本献上で“恥の上塗り”

同点適時打にベース上でバンザイの北山（Ｃ）日刊ゲンダイ

「注意喚起しなかったベンチも猛省するべきでしょう」（高橋氏）

　北山はDH制を採用する関西六大学リーグの京産大出身で、大学時代はほとんど打席に立っていない。京都成章高時代も通算5本塁打で、打順は主に下位だった。

■原監督は先発KOの松井をチクリ

　そんな“打者”に2本の適時打を許した巨人バッテリーは、この日も2試合連続となるスクイズを決められた。高橋氏が言うように、バッテリーもベンチも注意散漫と言うしかないだろう。

　試合後、北山の打撃について、「バッター転向（笑い）。調子の悪いバッターは北山君に聞いてこい、と」とご機嫌だった新庄監督に対し、今季3度目の2ケタ失点を食らった原監督は、「先発ピッチャーというのは、勝負を左右するということを、改めて若い投手も分かってくれるといいですね」と3回5失点KOされた先発の松井をチクリ。例によって、ベンチの責任は棚に上げた。