なぜ、猫は病気を隠すのか… 「体調不良」6つのサイン
夜間の動物病院には、「昼間までは普通に見えたのに、急に具合が悪くなった」という猫が運ばれてくることがしばしばあります。しかし実際には、突然病気になったのではなく、猫が体調不良を隠していたケースが少なくありません。
猫はもともと単独で狩りをする動物です。野生では弱っている姿を見せると、外敵に襲われやすくなります。そのため、本能的に痛みや不調を隠す習性を持っています。犬が「元気がない」「食欲がない」と比較的分かりやすく変化を示すのに対し、猫は普段通りに振る舞おうとすることが多いのです。
では、飼い主は普段からどのような変化に気を付ければよいのでしょうか。
1つ目は呼吸状態です。猫はあまり肺炎にはならないのですが、喘息や心臓病に起因する呼吸困難には比較的よく遭遇します。普段、猫は口を開けて呼吸することは少ないですが、苦しい時は口を開けて呼吸(開口呼吸)するようになります。治療が遅れると短時間で命を落とすこともあります。
2つ目は食事量の変化や飲水量の変化です。減っている場合でも、増えている場合も要注意です。いつもより食べる、いつもより飲む場合には糖尿病や何かストレスを感じているサインになります。腎不全や子宮蓄膿症の場合には、食欲は低下しますが、水はよく飲みます。水を飲んでいるから大丈夫、ということにはなりません。


















