映画「ちいかわ」興収でONE PIECE超えの勢い、アジアでも大ヒットの理由
「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」が公開から87日間で興行収入181億円を突破。「ONE PIECE FILM RED」を超えるほどのハイペースで記録を更新している。また中国、台湾、韓国、マレーシアなど東アジア圏でもブームになっている。
当初は入場者特典のボンボンドロップシールやチャームなどが話題になり、人気キャラクターの「オマケ戦略」か、とうがった見方もあったがそうでもないらしい。実際に記者も映画館に足を運ぶと、公開から3カ月近く遅れてもなおそれなりに座席が埋まるのだからすごい。平日のせいもあって、中高生から20代前半と思しき若者を中心に大人がほとんど。親子連れのほうが少なかった。
ちいかわたちが島に遊びに行って、冒険に出るところまでは『ふーん』と思っていた大人たちも、気づけば物語に前のめり。島民を脅かす人魚退治に向かったちいかわたちだが、人魚が島民を脅かした背景を知り、正義と悪が反転。島民はちいかわたちに人魚の成敗を迫るが、ちいかわは困り顔&半べそに。神話的要素、ミステリー、ホラーの要素も盛り込まれ、現実社会を投影していると考察も盛り上がっている。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。


















