(3)「一生飲み続けなさい」…薬をずっと飲んでも病気は治らない
健康診断で指摘されたり症状がつらかったりして医師にかかると、薬を飲むよう勧められることが多いでしょう。「一生飲み続けてください」「飲まないと危険です」と言われることもあるようです。人によっては、一生飲み続けてくださいと言われる薬を、さまざまな診療科で複数処方されているかもしれません。
医師の指示に従い、たくさんの薬を漫然と長期に内服している人もいれば、一生飲み続けるのは嫌だな、と感じる方もいるでしょう。処方されるための通院が面倒くさくて途中で投げ出してしまう方や、薬を勝手に中断してしまい、久しぶりの受診で「自分のために飲んでください!」と叱られて嫌な気持ちになる方もいるでしょう。薬を飲み続けるというのは、精神的な負担になっていくものです。
では、一生飲み続けなさいといわれた薬を飲み続けたら、本当に体は治るのか、良くなるのか、というと、答えはNOです。一生飲み続けなさいと言われる薬は、体を治しているのではなく、症状を抑えているだけだからです。
医師から「飲み続けてください」と言われる薬には、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、骨粗しょう症などの薬がありますが、これらは血圧を下げる、コレステロール値を抑える、骨が壊れるのを抑えるなど、血液検査や尿検査で示される数値をコントロールしているだけ。将来の重大疾患──脳梗塞や心筋梗塞などの予防のための薬なのです。


















