がん治療は情報戦(下)「セカンドオピニオン」知っておくべき4つのポイント
がんと診断され、提示された治療が本当に最善なのか、切らずに治す方法はないのか--。そんな疑問が生まれた時の選択肢が「セカンドオピニオン」だ。前回のインフォームド・コンセントに続き、「情報戦争」とも言える、がん治療のもう一つの武器について、静岡県立静岡がんセンター名誉総長、山口建医師に話を聞いた。
「セカンドオピニオンは『第二の意見』と訳されます。一方、『第一の意見』が担当医による診断や治療方針の説明です。セカンドオピニオンは、患者がほかの専門医から意見を聞き、担当医が示す治療が最善かどうかを確認する手続きのことです。たとえば、次のようなケースの時、セカンドオピニオンが役立ちます」(山口医師=以下同)
・診断や治療方針について、担当医の判断が最善のものなのか?
・大手術を勧められたが、簡単に治す方法はないのか?
・手術は不可能で、抗がん剤や放射線しかないと言われたが、本当にそうなのか?
・治療法は尽きたと言われたが、最新の治療法はないのか?
セカンドオピニオンの利用にあたって、本人や家族があらかじめ知っておくべきことは大きく4つある。


















