大谷翔平の二刀流復活に暗雲…ロックアウトなら球団施設“出禁”でリハビリ難民に
「(二刀流を)続けていくために、しっかりとオフシーズンを過ごしたいなと思っています」
日本時間16日、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退した際、ドジャース・大谷翔平(32)は、こう話した。
今季は、エンゼルス時代の2023年以来3年ぶりに開幕からリアル二刀流をこなしながら、度重なる故障に苦しんだ。6月に左膝を痛めると、翌7月には右上腕二頭筋の違和感を訴えて同4日のパドレス戦を最後に投手をシャットダウンした。
その後は打者に専念したものの、9月に上腕二頭筋に炎症が見つかり、15日間の負傷者リスト入り。最短で戦列に戻ったが、復帰後は首や腰も痛めたこともあり、極度の打撃不振に陥り、ポストシーズンに入っても打率.192、1本塁打、3打点と復調しなかった。
大谷は右肘や左膝の手術の予定を聞かれると「治療法、解決策も含めてどうなっていくのか」と、患部にメスを入れることを示唆していたが、アンドリュー・フリードマン編成本部長は否定。22日、本拠地ドジャースタジアムで今季を総括したフリードマン氏は手術について「選択肢に入っていない」とし、「チームドクターの診察を受けて、今は静養に努めています」と現状を説明した。
最悪の事態は免れたわけだが、今後の治療、リハビリで苦労する可能性はある。
今オフの労使交渉で、オーナー側が導入を目指すサラリーキャップ制(年俸上限制)を巡って選手会が猛反発しており、交渉がまとまらず、ロックアウト(LО)突入は不可避とみられている。
LОが実施されれば、選手は球団施設を利用できないだけでなく、敷地内に足を踏み入れることも禁止され、チームドクターや理学療法士、トレーナーとの接触、連絡も禁じられる。選手にとっては、自身の故障やフィジカルについて熟知している自軍のメディカルスタッフへの相談もままならなくなるのだ。


















