NHKまた“やらせ疑惑” これで3番組…問題の記者が関与か

公開日: 更新日:

 常習犯だったのか――!? やらせ疑惑で国会でも追及を受けているNHKの「クローズアップ現代」。問題の「追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」とは別のテーマを扱った放送で、新たなやらせ疑惑が浮上した。

 21日発売の週刊誌「フラッシュ」が、昨年6月5日放送の「中高年と覚醒剤~薬物汚染・拡大の真相~」でやらせがあったと詳細に報じている。出演者が内部告発しているのだ。番組には「出家詐欺」を担当したN記者も登場する。

 番組では「脱法ドラッグの密売に詳しい人物」としてA氏が顔を出さずに語るシーンがあるが、この人物はN記者の知人のジャーナリストだったという。A氏は「フラッシュ」の取材に対し、「事前の約束とは違う使われ方をしている。密売人と思われても仕方ない。自分も被害者である」などと、N記者のやり方を批判している。

 N記者をめぐっては「出家詐欺」のほかにも、NHKスペシャル「攻防 危険ドラッグ 闇のチャイナルートを追う」でもやらせ疑惑が浮上。ここまで問題が噴出すると、もはや偶然とは言えないのではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"