会社員から落語家へ 立川談慶さん語る「二つ目」までの9年半

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 一度は師匠の自宅へ挨拶にお伺いしたものの、案の定、門前払いを食らったのですが、そんな折に上納金未納が発覚した。私は3倍返しの36万円を即納しないと破門する、と言い渡されたんです。

 そんな大金なんて、持ち合わせているはずがない。それを助けてくれたのが女房で、以来、頭が上がりませんねえ。そんな苦労があって、2000年に「二つ目」になり、晴れて05年、入門14年目にして「真打ち」昇進……。

 今振り返れば、貧乏して苦労した分、お世話になった方も多かった。これからも、そのご恩を忘れず、精進していきたいと思っています。

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