三浦マイルド R-1優勝賞金500万円使い切り今もバイト中

公開日: 更新日:

 苦節11年。「R─1ぐらんぷり2013」でみごと優勝し、一躍時の人となった三浦マイルドさん(37)。今は東京住まいだが、優勝までの約7年間は近鉄百貨店阿倍野店の伊藤ハム売り場でアルバイトをしながらの下積み生活だった。

■バイト先がハムの直売コーナーでなければ餓死してた

「R─1ぐらんぷり」で優勝した2013年は、芸人としての収入がわずか30万円ほどですわ。他はバイト代。時給870円で週4日をベースにして、お笑い優先にさせてもらっとったから、手取りは月9万円前後。30万円と合わせて年収は140万円いくかいかんか……。

 住んどったのは阪急京都線の崇禅寺駅から徒歩5分のオンボロのアパート。6畳にミニキッチンが付いた1Kで、玄関もトイレも共同ですわ。

 築何年やろ? 70年の大阪万博のころにはもうあったんちゃうんかな。45年以上は確実ですわ。とにかく古い。隙間だらけやから夏は暑くて、冬は寒い。修行にはもってこいやったけど(笑い)。

 家賃は年間24万円、携帯電話代が月2万円ほどかかる。メシも3食はぜいたくやから1食か2食。1時間やそこらなら歩くのが当たり前で、なるべく交通費がかからんようにしてたけど、毎月カツカツか赤字ですわ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」