手抜きじゃないのか 「クロ現」「おはよう日本」ネタが丸かぶり

公開日: 更新日:

連載コラム 桧山珠美の「あれもこれも言わせて」】

 16日放送「クローズアップ現代」(NHK)は「そのパソコン遺して死ねますか?~デジタル時代の新たな“遺品”~」というものだった。

 写真やブログ、ネットショッピングに株取引の履歴、パソコン内には膨大なデータが入っている。自分の死後、それらがどうなってしまうのか。また、残された家族はデジタル遺品とどう向き合えばいいのか。

 番組では生前整理を試みる80代の男性、夫の死後、残されたデジタルデータに悩む40代の妻、息子が生きた証しと息子の死後、パソコンの使い方を覚え、息子のブログを引き継ぐ母などを取り上げてまとめていた。

 さらには、デジタル遺品整理サービス会社の内容を紹介。顔認識技術を使って、写真データは本人や家族の写っているもののみを取り出し、きわどい写真は削除して家族に渡し、ハードディスクは粉砕する。亡くなった後のこととはいえ、真面目だと思っていた父親や夫の死後、パソコンをみたらエロ画像(NHK的表現は“きわどい写真”)だらけ、なんてことになったらショックを受ける家族もいるはず。そう考えると、この手のサービス会社、これから伸びる産業かもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン