ウハウハから一転 電撃ネットワークを襲った「ドイツの悲劇」

公開日: 更新日:

 テレビでは放送できない過激なパフォーマンスで知られる「電撃ネットワーク」。ダンナ小柳さん(47)は鼻から入れた牛乳を目から出したり、ドライアイスを食べて白煙を鼻から出したりするオリジナル芸で知られる。そんな小柳さんらメンバーを襲った悲劇とは……。

「明日、ギャラの精算をするから」

 ドイツのベルリン。忘れもしないですよ。あれは1996年の2月でした。

 僕ら電撃ネットワークは95年12月からの約2カ月間、ドイツの13都市で50ステージを超えるツアーを行ったんです。

 会場はどこも超満員。ステージの合間を縫ってテレビにラジオ、雑誌や新聞の取材もこなしてね。

 他にも公演のサポートになればと、あちこちのイベントに顔を出してさ。休日らしい休日もなく、当時はやってたエナジードリンク「リゲイン」のCMみたいに、24時間フル稼働でした。

 そして、迎えた帰国前日。プロモーターにこう言われて、僕らはホテルへ帰ったんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした