米国で半年間ホームレス…園子温監督が振り返る“極貧時代”

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 2008年の映画「愛のむきだし」が第59回ベルリン国際映画祭、11年の「冷たい熱帯魚」が第67回ベネチア国際映画祭でそれぞれ受賞と、国際的に高い評価を得ている園子温監督。今年は6月27日公開「ラブ&ピース」など4本の映画が公開され、精力的に活動を続けているが、かつてはホームレスの経験もあった──。

「ラブ&ピース」の台本を書いてたのが25年ぐらい前。まだ20代後半で、その頃のボクはまさに「ラブ&ピース」の主人公の鈴木良一そのまま。明日のことも分からず、いつ実現するか知れない台本をコツコツ書いて、いつかこの映画で世の中をアッといわせてやるぞって、大志を抱いていました。

 まさか映画になるまで25年もかかるなんて。そう、その時のボクに言ったら、ショック死しそうで、とても言えないですね(笑い)。

 大学時代、映画サークルに入って8ミリ映画を撮り始め、20代後半になってもずっとアルバイトしながら、自主映画を撮っていたんです。アルバイトはソバ屋の出前以外は何でもやった。夜警、新聞配達、肉体労働……。

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