舞台活動に着付け教室 女優・二宮さよ子さんは多忙の日々

公開日: 更新日:

 宮園純子、香山美子、土田早苗、鮎川いずみといえば、70年代から80年代の時代劇を華やかに彩った美人女優だ。もう1人、本日登場の二宮さよ子さん(67)も忘れられない。着物がよく似合い、優美な所作に男たちはメロメロになった。今どうしているのか。

■チケットは手売り

「6月30日、日本橋の三越劇場で一人芝居『明治一代女』を昼・夜2回上演するんです。約2時間、お芝居をして、新内を語り、清元を踊って、着物のお着替えは鏡なしで舞台上でやる。けっこうハードでしょ。おまけにワタシはどこの芸能事務所にも所属してないフリーだから、チケットも自分で売らなきゃならない。毎日がお稽古とチケットの手売りでてんてこ舞いです」

 都内月島の洋食店で会った二宮さん、こう言って苦笑した。黒のサマーセーターに白のカーディガン、ショールをさりげなく巻き、清潔感あふれる容姿は67歳にはとても見えない。

「一人芝居は9年前の07年10月に文学座の師匠である杉村春子先生の没後10周年追悼公演として『杉村春子物語~忘れ得ぬひと~』を演じたのが最初です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解