「不倫は文化」より痛い? 石田純一ドタバタ不出馬の収支

公開日: 更新日:

 政治的には「野党統一候補の呼び水となった」と評価する声もある。しかし、業界内では「売名だったのでは」という声も上がっている。

 都知事選に意欲を見せながら、結局は「根回し不足」(本人)で出馬を断念した石田純一(62)。はたして今後のタレントとしての“商品価値”はどうなるのか。

 石田は現在、3本のテレビレギュラーを持ち、5つのスポンサーとCM契約を結んでいる。そのうちのひとつ、朝日放送の「おはよう朝日です」は、13日の放送で出演を見合わせ。この扱いは当面続きそうだ。一方、9日は放送を休止したミニ番組「シネマに乾杯」(朝日放送)は16日から再開されるという。残りも間もなく再開される見通しとか。

 出馬したら「賠償は天文学的数字になる」と明かしていたCMの方も、それほど大ゴトにはなりそうにない。一部で「出馬したら契約打ち切りへ」と報じられた東京靴流通センターに改めて聞いたところ、「みなさん誤解があるようですが、『打ち切り』というのは公選法上の話で、本社の意向ではありません。結局『不出馬』となったので契約はこれまで通りだし、幸い考慮中の間もCMの差し替えはなかったので、当社としてはペナルティーはありません」(担当者)とのことだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし