1月は物語が脇道へ 「べっぴんさん」視聴率ブレーキ懸念

公開日: 更新日:

 NHK朝ドラ「べっぴんさん」の視聴率は相変わらず好調だが、またまたダッチロールしているという声が上がっている。

 物語のモデルは、戦前にお嬢さまだったヒロインが友人3人と創業した神戸のベビー・子供服メーカーで、名門企業に成長させる姿を描いている。芳根京子(19)演じるヒロインのすみれだが、ここ何話かすみれの娘さくら(井頭愛海)の反抗期の話が中心で、物語がヨレているのだ。ドラマウオッチャーが語る。

「前半で、創業メンバーの4人の女子会のようなエピソードが続いてどうなることやらと思ったのですが、その後はお店『キアリス』がデパートに出店して成長する様子が描かれ、テンポよく進んでいました。ところが、1月に入って、思春期のさくらがプロのドラマーを目指す二郎にのめり込んで盛り場に出入りする話がメーンになっている。視聴者の中には、また話がヨレたと感じている人も多いはずです」

 今週は戦後の一時期すみれとさくらを支え、アパレルで成功する栄輔が登場して波乱含みの展開に。これがどう転ぶかは興味深いが……。平均視聴率は20%を超えているが、今のままなら急ブレーキがかかるかも?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言