1月は物語が脇道へ 「べっぴんさん」視聴率ブレーキ懸念
NHK朝ドラ「べっぴんさん」の視聴率は相変わらず好調だが、またまたダッチロールしているという声が上がっている。
物語のモデルは、戦前にお嬢さまだったヒロインが友人3人と創業した神戸のベビー・子供服メーカーで、名門企業に成長させる姿を描いている。芳根京子(19)演じるヒロインのすみれだが、ここ何話かすみれの娘さくら(井頭愛海)の反抗期の話が中心で、物語がヨレているのだ。ドラマウオッチャーが語る。
「前半で、創業メンバーの4人の女子会のようなエピソードが続いてどうなることやらと思ったのですが、その後はお店『キアリス』がデパートに出店して成長する様子が描かれ、テンポよく進んでいました。ところが、1月に入って、思春期のさくらがプロのドラマーを目指す二郎にのめり込んで盛り場に出入りする話がメーンになっている。視聴者の中には、また話がヨレたと感じている人も多いはずです」
今週は戦後の一時期すみれとさくらを支え、アパレルで成功する栄輔が登場して波乱含みの展開に。これがどう転ぶかは興味深いが……。平均視聴率は20%を超えているが、今のままなら急ブレーキがかかるかも?