伊藤かずえが“姉貴”と慕う いとうまい子の意外な頼もしさ

公開日: 更新日:

 今もドラマで活躍中の伊藤かずえさん(50)にとって無二の親友といっていい存在が、女優のいとうまい子さん(52)。始まりは10代に共演したことだった。

 ◇  ◇  ◇

 まい子は私が16歳の時から、これまでずっと姉貴的存在です。見かけによらず男勝りで、サバサバした性格。思ったことは全部口にしちゃう典型的なB型です。私の方が背が高いし、彼女は兄が2人いる末っ子、私は長女なので、どちらかというとお姉さんっぽく見えると思うのですが。

 初共演は1983年の学園ドラマ「高校聖夫婦」(TBS系)。その後、84年の「少女が大人になる時 その細き道」(同)でも共演。私はまだ高校に通いながらの撮影で、学校と仕事で本当に忙しかったのですが、共演が続いたことですぐ仲良しになりました。私に“お姉さんが欲しい”という思いがあったのも関係していたかもしれません。

 10代って多感で敏感な時期です。しかも、撮影の現場は今と違ってものすごく過酷でわからないことだらけ。当時はまだフィルムで撮っていた時代で、NGを出したらきつく怒られるし、体力的にも精神的にもクッタクタでした。そんな中で声をかけて助けてくれたのが、まい子でした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言