みうらじゅんが語る いとうせいこうとの“不思議な関係”

公開日: 更新日:

 漫画家、文筆家、ミュージシャン、コレクター、サブカル評論家……。幅広い分野に肩書を持つみうらじゅんさん(59)。もっとも影響を受けたのが、小説家でマルチクリエーターのいとうせいこうさん(55)だ。

  ◇  ◇  ◇

 いとうせいこうさんと初めてお会いしたのは25年ぐらい前。CS放送のテレビ番組でご一緒したんですよ。お互いに名前は知っていたものの、サブカルチャー業界には業界特有の派閥みたいなのがありましてね。2人とも少し本流からは離れてたせいか、それまでは接点がなかったんです。

 でも、話をするとやってたこととか服装、髪の毛の長さは違うのに、笑いに関する感覚がすごく似てる。それで僕からデートのお誘いをしまして、1週間ぐらい後に代々木にあった僕の事務所に来ていただいたんです。じっくりと話したら感じた通り。京都生まれの元関西人で魂を売って東京に来た自称“関西ユダ”の僕なのに、もともと東京生まれのいとうさんと、根底の笑いのセンスに共通するものがあったんです。

 それであれこれ話してるうちに全国各地の仏像を見て歩き、いとうさんが独自の視点で文章を書いて、僕がイラストを描くという「見仏記」のヒントが生まれ、連載を92年9月から中央公論で始めました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”