鈴木紗理奈が快挙 “二匹目のどじょう”狙う上西小百合議員

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 バラエティータレントやレゲエ歌手の顔を持つ鈴木紗理奈(40)が、まさかの「役者」で女を上げた。スペイン・マドリード国際映画祭で初主演映画「キセキの葉書」(ジャッキー・ウー監督、8月19日から関西先行上映)での演技が評価され、最優秀外国映画主演女優賞をゲットしたのだ。

 同映画祭は2012年に新設されたばかりで歴史が浅く、カンヌ、ベネチア、ベルリンの3大映画祭に比べたら知名度も低い。だが、紛れもなくタイトルはタイトルだ。本人にとっては映画デビュー作「岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇」(1997年)で日本映画プロフェッショナル大賞の新人奨励賞以来の受賞。同賞の実行委員長を務める大高宏雄氏は、女優・鈴木紗理奈のポテンシャルについてこう話す。

「世間的にはやや軽いノリのタレントのイメージがあるが、当時から女優志向が強く、演技に貪欲さを感じた。生きがよく、強気の中に純情さやかれんさもあった。また、大阪出身らしく、威勢のいい関西弁がポンポンと飛び出して存在感を発揮。『キセキ――』もそういった鈴木の土台にあった演技力がさらに熟成され、審査員の心を突き動かしたのではないか」

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