ブレーク目前に災難 スマイリーキクチがピンになったワケ

公開日: 更新日:

 もらうギャラは相変わらずゼロだから、お金がまったくなくて、コンビニで80円の肉まんを1個買って下に敷かれた透明の紙の皮まで食べましたね。しっとりしてて噛むほどに味が出て、あの紙がこんなにおいしいとは思わなかったですね~(笑い)。

 事務所があった池袋から足立の家まで歩いて帰ると、すれ違った方や商店街の方が「テレビ見てるよ!」と声をかけてくれる。「お金貸してくれませんか」とか、お肉屋さんに「コロッケください!」と何度言いかけたか。

 空腹を満たしたのはクッキー系と水ですね。下町育ちだから、粉ものと水でお腹が膨らむと知ってたんです。子供のお菓子のビスコ1箱と水をたくさん飲むと、1日半はもちましたね。炭酸も腹が膨れるから、ファンタオレンジを半分飲んで水を足してまた飲んだり。子供のころにやってた花の蜜を吸ったりもしましたよ。

■「笑っていいとも!」出演のチャンスも相方が「芸人やめる」

 でも、その数カ月後に「笑っていいとも!」に出演できそうな話をいただき、一度、新宿のスタジオアルタに見学とスタッフへのご挨拶にうかがったら、プロデューサーさんから「4月からレギュラーで」と言われたんです!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  2. 2

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  3. 3

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  4. 4

    松重豊は福岡の人気私立「西南学院」から明大文学部に 学費の問題で日大芸術学部は断念

  5. 5

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  4. 9

    9.8決戦を目前に過熱する「石破おろし」情報戦…飛び交う総裁選前倒し「賛成」の票読み

  5. 10

    巨人・泉口友汰がセ首位打者に浮上…遊撃手“3番手扱い”からの進化を支える2人の師匠