フジに見切りか 篠原涼子&井上真央が他局への営業本格化

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 折り返し地点を過ぎても一向に盛り上がらないといえば、フジテレビドラマだ。10月期のGP帯ドラマは全3本、いずれも初回から一度も視聴率10%を超えられず、1ケタ止まりのチョー低空飛行。他局との差は広がるばかり、打ち切り寸前の危険水域をさまよう事態となっている。

 割を食ったのは主演女優の2人。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(月曜21時)の篠原涼子(44)と、「明日の約束」(火曜21時)の井上真央(30)である。

「いくら主演級の女優とはいえ、一寸先は闇。作品一本ごとがこけられない真剣勝負です。イメージ商売ゆえ、低視聴率でミソがつけば女優としての“商品価値”も下がってしまう。何をやっても裏目に出てしまうお台場のドラマだけに篠原も井上もババを引かされちゃった感がある」(民放キー局関係者)と、同情の声が集まっている。

 だが、黙って低視聴率女優の汚名を甘受するほどヤワじゃない。2人揃ってフジ離れに踏み切ったともっぱらだ。さる芸能プロ関係者の話。

「とにかく怒り心頭なのが、篠原サイド。6月時点で篠原主演の市長モノなどと内容からキャスティングまで情報が流出してしまい、フジの情報管理体制に疑心暗鬼になっていた。おまけに放送後も宣伝のバックアップもなければ、総選挙にブチ当たり放送日が遅れ、運からも見放された。当たり役である『アンフェア』の続編含め“金輪際、フジはやらない”と絶縁宣言をつきつけたそう。そして早くも、『アンフェア』に並ぶ代表作である『ハケンの品格』(日本テレビ系)の続編を交渉材料に汐留の方へ営業をかけ始めています」

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