仮面女子・猪狩さん パラ五輪アンバサダー就任に期待の声

公開日: 更新日:

 最強の地下アイドル「仮面女子」の猪狩ともか(26)が脊髄損傷の大事故から1カ月、芸能活動の再開を公表し、称賛の声が上がっている。

 猪狩は4月11日に文京区湯島聖堂脇の歩道を通行中、暴風で倒れてきた木製の看板の下敷きになり、脊髄を損傷。両下肢まひで車いす生活に……。

 7日、猪狩は仮面女子のツイッターで「退院後は仮面女子として活動を続け、これを事務所も支えていきます」と芸能活動を続行することを明らかにすると、ブログでも「今までとは方向性は変わるけど、何かを発信していきたいという気持ちは何ひとつ変わりません」と記した。

「五体不満足」の著者である乙武洋匡氏は「障害者だってアイドルあきらめなくていい」とツイート。タレントの武井壮は8日、仮面女子メンバーと共に病室を見舞い、車いすをプレゼントすることを公言。前向きな猪狩の姿勢に「彼女こそ真のアイドルだ!」と絶賛の声しきりなのだ。

 さらに山口達也の強制わいせつ事件で水を差したパラリンピックのアンバサダーは、TOKIOに代わって仮面女子案が急浮上。「障害を絶望ととらえない彼女の存在は、まさにパラリンピックの象徴。ぜひメインで活躍してもらいたい」(パラリンピック関係者)とも。

 前向きな猪狩に拍手だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし