カンヌ受賞 世界の是枝監督が描き出す家族の現実と普遍性

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 受賞後の会見では「今の日本社会の中で隅に追いやられている、本当であれば見過ごしてしまうかもしれない家族の姿をどう可視化するか考えた」と語った是枝監督。

「今や黒沢明や今村昌平と肩を並べる世界的な映画監督」(前出の前田有一氏)になった世界のKOREEDAが描き出す家族の中に、日本社会の矛盾や現実がぎゅうぎゅうに詰まっているようだ。

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