カンヌ受賞 世界の是枝監督が描き出す家族の現実と普遍性

公開日: 更新日:

「カンヌは7回目の常連。最高賞パルムドールは実績のない監督では受賞できません。これまでの作品も含めて高く評価された証しです」(映画批評家・前田有一氏)

 第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督(55)の最新作「万引き家族」(6月8日公開)が最高賞「パルムドール」を受賞してお祭り騒ぎだ。日本映画としては衣笠貞之助監督「地獄門」(1954年)、黒沢明監督「影武者」(80年)、今村昌平監督「楢山節考」(83年)、「うなぎ」(97年)に続く21年ぶりの快挙。海外映画祭の場数は踏んでいる是枝監督でさえ受賞スピーチでは「さすがに足が震えています」と語ったほどである。

 受賞作「万引き家族」は東京の下町を舞台に、祖母の年金を頼りにしながら万引で生計を立てる一家を描いた意欲作。息子・祥太(城桧吏)と協力して万引を重ねる父・治をリリー・フランキー(54)。その妻・信代を安藤サクラ(32)、信代の妹・亜紀を松岡茉優(23)、祖母・初枝を樹木希林(75)が演じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    博多大吉とデート報道 赤江珠緒が気を揉む"あの男"の存在

  2. 2

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  3. 3

    好調"月9"を牽引 本田翼が放つ強烈オーラと現場での気配り

  4. 4

    主演映画が大コケ…高橋一生は「東京独身男子」で見納めか

  5. 5

    安倍首相に怯える公明 増税延期解散なら小選挙区壊滅危機

  6. 6

    横綱白鵬に帰化を決意させた朝青龍とのギスギスした因縁

  7. 7

    専門家が分析「亀と山P」春ドラマ対決の“勝者”はどっち?

  8. 8

    主演「特捜9」が初回首位 V6井ノ原快彦が支持されるワケ

  9. 9

    帰化決意の白鵬が狙う理事長の座 相撲界を待つ暗黒時代

  10. 10

    永野芽郁と本田翼が急伸 2019年"CM女王争い"に異変の兆し

もっと見る