変わる「引退」の意味…小林麻耶に芸能リポーターの見方は

公開日: 更新日:

 とはいえ、結婚発表のブログでは「今後もたくさん働きたいと思います」と決意を語っていた麻耶。

 その言葉を翻して、引退を表明した背景には妊活に取り組みたいため、とも報じられた。

「極端な話、マスコミが来ないようにしたいのならば、取材全てを完全に無視すればいいんですよ」と、芸能リポーターの城下尊之氏はこう続ける。

「マスコミは関心のあるところに行きます。ですが、そこに行っても無駄となれば、自然と行かなくなります。たとえば、昨今では『サインはV』で大人気になった中山麻理さんがコンビニで働いている姿が写真誌に載りました。往年のファンの皆さんが驚いたように、多くの記者がそのコンビニに駆けつけて、取材を試みたのですが、なしのつぶてでした。そこに麻理さんはいても、一切取材に応じなかったのです。ジュリーこと沢田研二さんも、あるときから応えなくなり、記者たちの足も遠のきました。麻耶さんも、週刊誌の取材が嫌でやめさせたいのでしたら、そのようにするべきです」

 城下氏によると、「引退=もう戻って来ない」という意味が時代と共に変わり、最近では、引退宣言や会見まで開いて発表後も簡単に撤回して復帰したりと、訳の分からない状況になっている。いまや引退は休業とほぼ同義に。気に食わないマスコミ取材を避けるための方便のようにも思えてならない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が