みやぞん完走直後から続々 24時間TVに相次いだ揶揄と疑問

公開日: 更新日:

「1時間以上遅れてますとか言いつつ、残り何キロなのかも分からない、本当に100キロ走ってるのかも分からない。それなのにエンディングにきっかり間に合うようにゴールってどういうことですか?」

 日本テレビ夏の特番「24時間テレビ」の恒例企画チャリティーマラソンで、お笑いタレントみやぞん(33)が計161.55キロものトライアスロンを完走し、それがニュースとして伝えられた直後のこと。武道館のステージで「感動した」と涙ながらに叫ぶ出演者、いつもの「サライ」大合唱のエンディングといういつもの演出がなされたが、視聴者の反応はステージとは対照的だった。ネットでは冒頭のような書き込みに続き、「感動をあおりたてる、偽善番組」と揶揄するコメントに賛同者が殺到していた。

 今回は日テレがチャリティーランナーはみやぞんと発表し、五輪競技の約3倍の距離に挑ませたことに「何の意味がある?」との疑問の声があがり、番組自体への不快感を書き込んだり、「もうやらなくていい」といった内容のコメントも目立った。

「40回目となった昨年は、身体障害者を登場させて、ことさら感動をあおる演出に対し、障害者やその関係者から批判があがりました。にもかかわらず今回も足や目の不自由な子どもたちを出演させて、同様の企画を繰り返していた。さらに、熱中症で倒れてもおかしくない過酷な環境でタレントを走らせて、倒れるかどうかのあこぎな見せ物にした。露悪ですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」