BSで「水戸黄門」が復活 6代目・武田鉄矢編の評判と課題

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「水戸黄門」――半世紀前の1969年にスタートし、2011年の第43部まで42年間続いた“国民的時代劇”だ。その新シリーズが、5月19日にBS―TBS(日曜夜6時~)で始まった。6代目“黄門様”は武田鉄矢(70)。

「“武田黄門”はBS―TBSで17年に東北編が全10話放送され、現在、地上波のTBSで日曜早朝4時台に再放送中です。新作は九州編で、博多出身の武田も張り切っているようですね」(テレビ誌ライター)

 水戸黄門といえば、初代の東野英治郎から、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗と代替わりしてきたわけだが、武田黄門の評価はどんなものか。

 ネット上には、〈どうしても金八〉〈コントに見えちゃう〉〈天下の副将軍の品格が感じられない〉など批判的な声もある。その一方で〈やっぱり安心して見られる〉〈東野版に近い軽快さがある〉〈地上波でも見たい〉と、応援コメントの方がやや優勢のようだ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「武田の好き・嫌いや、向き・不向きは別にして、水戸黄門復活は時代劇ファンには好ましいこと」と、こう続ける。

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