全ての2世タレントに届くか 「金八先生」武田鉄矢の金言

公開日: 更新日:

 政界と同様、2世たちの跋扈する芸能界で、そうした風潮に否定的な武田鉄矢(68)が「俺たち、自分の子供をこっちに引き寄せない方がいいんじゃないかな」と、こんな持論を語って話題になっている。

「俺は運が良くてここに来てますわ。特に俺の芸能生活は8割以上が運です。その運が子供に遺伝するとは思えない」

 清水アキラ(63)の三男でタレント清水良太郎(29)の覚醒剤事件を受け、22日にゲスト出演したフジテレビ系「ワイドナショー」で2世タレントを取り上げた際のコメントで、こう続けた。

「芸能人のお父さんやお母さん方の一番悲しい勘違いは、私の才能がこの子に流れているということなんじゃないかな。ズバリ、自分のいいところは遺伝しなくて、自分の悪いところだけが遺伝したと思った方が、親子関係はうまくいくような気がするんです。一番切ないのは、私にこれだけの才能がある以上、この子にないはずがないと思ってしまうこと。そんな親心ほど、悲しいものはないんじゃないかと思う」

■地道に努力する2世もいるが……

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」