氷川きよしはどこへ向かうのか?「きよしこの夜」潜入ルポ

公開日: 更新日:

 昨年は美輪明宏の「ヨイトマケの唄」、今年は湯川れい子の訳で「邦訳版ボヘミアン・ラプソディ」を披露。子供の頃、オカマといじめられた壮絶な過去も発売中の「週刊新潮」で明かした氷川はMCで「フレディ・マーキュリーの華やかさ、孤独の部分など背景を含め、心から動かされて」と自分と重ね合わせた熱い思いを語った。

「デビューしてから“氷川きよし”の名前を守ることに必死でした。でも、40歳を過ぎてヒトの心に何を残せるかと考えた時、自分らしく表現しようと……これからは自分が歌う意味のあるものを歌っていきたいんです。アイドルと違うので」と決意表明。

 終演後の取材で「ポップスも演歌もジャンルの隔たりなんていらない」と語った氷川。音楽ジャンルも性別も超え、どこへ向かうのか……。

【写真特集】5千人の観客を魅了・氷川きよしスペシャルコンサート

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」