著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

希代のコント王を世に出し…加藤茶と志村さんの特別な関係

公開日: 更新日:

「今でもスッと出てきそうな気がして。あまりにも早かったですよね。たぶん、本人も分かってないと思いますよ、死んだこと」(加藤茶フジテレビ志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」4月1日放送)

 急逝したザ・ドリフターズの大スター、志村けんさん。その追悼番組で先輩の加藤茶(77)が「まだね、志村が死んだって信じられないんですよね」と前置きした上で語った言葉を今週は取り上げたい。

 加藤は番組で、ドリフターズのメンバーを代表し、「志村、ひどすぎるぞ、おまえ。一番若いおまえが俺たち差し置いて天国へ行っちゃうなんてな。まだ、俺たちと一緒にやらなきゃならないことがたくさんあっただろう。それを勝手にひとりで先に逝っちゃうなんて、おまえはバカだよ」と始まる弔辞を読み上げた。

 妻の加藤綾菜によると、加藤は追悼番組に出る前までは、志村に弔辞を書くために、いろいろと思い出したりしていたが、番組が終わった後の方がガックリきたようだったという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった