アイドルグループ消滅か…ソーシャルディスタンスが足枷に

公開日: 更新日:

 コロナ自粛が続く中、アイドルグループの存在自体が危ぶまれつつある。

 AKB48グループは1グループでメンバーは48人、白石麻衣(27)が所属する乃木坂、欅坂など“坂道グループ”は46人、ジャニーズのSixTONESは6人、Snow Manは9人、と今やどこも大所帯。メンバーがズラリと並んだ姿が壮観だったのに、1人につき2メートルも間隔を空けなければならなくなったおかげでテレビ出演も難しくなっているのだ。

「メンバー全員が1つのカメラに収まりきらない。自粛が解けても、コロナが完全に終息したわけではないので、当分ソーシャルディスタンスはマスト。そうなると、ゲスト出演は代表者1人になり、アイドルグループは肩書だけで、生きる道は“ソロ活”しかない。グループ内格差はさらに大きくなると思います」(テレビ局プロデューサー)

 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「今話題なのは1画面に複数が集まる、SNSの“コラボ動画”。コラボでチームの存在意義を示していくしかないのでは。全員がSNS上で集結した映像と、カメラの背景に映り込む各メンバーのプライベート感は今だけの特別な動画なので、今後こういった動画をアーカイブとして有料化したビジネスが広がるはず。あとメンバー全員で活動できる場は、感染リスクの少ない屋外しかないかもしれません」

 苦境に立たされたアイドルグループ。活躍の場は「野外ライブ」だけかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束