(4)自由診療で注意すべき4点…治療内容や費用が大きく異なる

公開日: 更新日:

 保険診療で肥満症治療を受けるには、前回お話しした診断条件をクリアする必要があります。さらに現状では、保険適用の肥満症治療を実施できる医療機関がまだ非常に少ないという問題があります。管理栄養士の配置など、算定に必要な体制を整えることが容易でないためです。「近くに保険対応クリニックがない」「条件は満たしているが保険で受けられる施設が見つからない」という方が、自由診療に流れてしまうケースは現実にあります。自由診療を一概に否定するつもりはありません。ただ、自由診療では医療機関ごとに治療内容や費用が大きく異なり、問題のある提供のされ方をしているところがあるのも事実です。気になっている点を正直にお伝えします。

 まず、肥満症かどうか確認せずに薬を出しているケースです。BMIが25未満、もしくはBMI25以上でも健康障害がない人に処方されている例があり、特に肥満状態にない人への投与は健康障害を招くリスクがあります。ゼップバウンドと全く同じ成分の薬として「マンジャロ」があります。これは2型糖尿病に対して承認を得ている薬で、マンジャロを肥満症ではない人に自由診療で出しているケースが多発しており、問題視されています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏

  3. 3

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    比大統領との国賓晩餐会で高市首相“謎テンション”…またまた動画で恥さらし批判殺到→大炎上!

  1. 6

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  2. 7

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  3. 8

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  4. 9

    りくりゅう人気で評価爆上がり 木原龍一の元パートナー高橋成美が秘めるポテンシャル

  5. 10

    【スクープ第5弾!】北海道自民12陣営にも衆院選での違法「広告動画」疑惑が発覚