スマホ市場は「成熟期」に突入しモデル選びがもっと楽しくなる では注目のメーカーは?
スマートフォンは今や生活に不可欠なデジタル機器だ。日本は世界でもかなり特殊な市場で、60%近いシェアを米アップルiPhone(アイフォーン)が占める。世界全体で見れば、2025年のシェアはアップルが24%、韓国サムスン電子が19%。これにシャオミ、オッポ、ヴィーヴォ、トランシオン、ファーウェイ、オナーの中国勢6社が続く。この8メーカーで世界の80%を占める構図だ。
しかし、この勢力図は今、変わりつつある。製品ステージが変遷しているからだ。製品が市場から消えるまでには「黎明期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4段階がある。スマホは超多機能ゆえに長らく成長期が続いたが、大半のユーザーが「機能はもう十分だ」と感じ始めたことで、いよいよ成熟期に入った。
成長期は開発力が勝負であり、大資本を持つ企業が有利だった。独自OSも持つアップルや、財閥のサムスン、政府の支援を受ける中国メーカーが躍進したのはそのためだ。
対して成熟期は、実用性能が高いのは当たり前。ユーザーは機能よりも、自らの個性に合う「雰囲気」を求めるようになる。「機能」「品質」「デザイン」「価格」という4要素において、ユーザー自身が気づいていない深層ニーズを刺激するモデルが増えてくるのだ。


















