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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「狂気と愛嬌」を併せ持つ男 霜降り明星・粗品が歩む新たな王道

公開日: 更新日:

「この枠のテレビで、この年代・同世代でお笑いできるの、本当にうれしく思います」
粗品フジテレビ系「ツッコミ芸人No.1決定戦 ツッコミスター」5月23日放送)

  ◇  ◇  ◇

 冒頭の番組は、霜降り明星・粗品が企画から司会・審査まで務めた「ツッコミ」の面白さを競う大会。「M-1」王者のたくろう・赤木といったテレビでおなじみのスターから「全国放送のテレビに出るのが初めて」だという三遊間・さくらいまで、有名・無名を問わず「ツッコミがとにかく面白い、自信を持って送り出せる精鋭」と粗品が評する12人が集まった。

 平均年齢は33.7歳。そのオープニングで率直な思いを語った一言が今週の言葉だ。番組の告知コメントでは「お笑い界が前に進む瞬間を、ぜひご覧ください」と語っていたように、ゴールデンタイムの番組としてまったく新しい風景を見せてくれた。

 この大会は、粗品のユーチューブチャンネルで行われた「ツッコミマン」という企画がベースになっている。セットや照明などの演出は、テレビのゴールデンタイム仕様にブラッシュアップさせているが、お題の選定も粗品自身が行っている。いわば“新しいルール”を作ったのだ。

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