小三治会長が大抜擢 21人抜きのスピード昇進で真打ちに

公開日: 更新日:

 2011年当時の落語協会会長は、現人間国宝の柳家小三治であった。小三治会長は任期中、「鶴の一声」で数々の英断を下し、評価が高かった。一之輔の真打ち昇進もそのひとつである。

「昇進のことを知ったのは、ネット情報なんです。携帯に、『一之輔さん、真打ち昇進おめでとう!』とあったのを見て、何のことやらと。夜、一門会で会った師匠に、『真打ちになるって本当ですか』って尋ねると、『そんなこと、聞いてないよ』と言う。協会に電話したら、事務員さんが、『昼間っから一朝師匠に電話してるんですが、出ないんですよ』と。師匠の携帯が充電切れだった。すぐ充電すると、確かに留守電が何本も入ってる。最後の3本は小三治会長からで、『おめでとう。弟子の一之輔の真打ちが抜擢で決まった。これ聞いたら、連絡ください』というメッセージが1本目。2本目が、『ずいぶん忙しいようだね。連絡ください』で、3本目が、『真打ち、取り消してもいいんだけど……』(笑い)。師匠、あわてて会長に電話して、謝った後、『当人の意見を聞いてみますので』と言った。これはなかなか言えないことです。うちの師匠、凄いなと思った」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  4. 4

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  2. 7

    高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  5. 10

    新垣結衣は芸能界から引退するのか? 相次ぐCM降板と夫・星野源の紅白連続出場ストップの余波