軍団山本のクラスター感染…24時間テレビ関係者は戦々恐々

公開日: 更新日:

 SNS上では、“クラスター感染”を起こしたことに非難が起こる一方で、感染者に対する中傷や差別といった問題から、山本らを擁護する声も見られる。しかしながら、さるキー局のバラエティー番組関係者はこう話す。

「今やスタジオ収録でリモート出演や出演者の間にアクリル板を設置することは必須です。お散歩番組や食レポなどのロケでも『(口元だけの)マウスシールド』を着けて収録することが当然となっています。『じゅん散歩』では6月の収録再開から高田純次さんはフェースシールドを着けて出演しています。今回の『軍団山本』は不注意すぎる」

■「24時間テレビ」も厳戒態勢

 全国に“第2波”が広がる中、「軍団山本」の失態に戦々恐々なのは、今週末、放送される「24時間テレビ」(日テレ系)の番組関係者だ。

「両国国技館で無観客開催されますが、強行開催への非難が起こっている中、万が一、番組からクラスターが発生したら、大変どころの騒ぎではない。現場は超厳戒態勢です。もちろん全スタッフは検温とマスクとビニール手袋が必須。壇上にあがるタレントたちもソーシャルディスタンスを保てない立ち位置では、フェースシールドやマウスシールドを着用します」

 テレビ業界はピリピリムード。厳戒態勢を余儀なくされる状態は続く。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲