可愛家マッハから40年…ついに浅草演芸ホールに出た!

公開日: 更新日:

 ついに浅草演芸ホールに出た! 40年かかりました。私の職業は“いろもの”なのだけど、師匠もいないし、専門の学校を出たわけでもなく、売れたとはいえただのぽっと出のテレビタレントなので、演芸場には何のツテもなく、所属事務所はギャラの少ない寄席の仕事を嫌い、劇場の仕事を取ってくれるわけもなく、とても寂しい思いをしていました。

 どうにかして出られないか? 今回その夢をかなえてくださったのは桂竹丸師匠です。桂竹丸さんは桂米丸師匠の弟子であり、桂竹千代くんの師匠。私がまだ19歳、短大生で素人の頃、デパートの屋上の野外ステージや学生の演芸大会などで漫談やものまねのアルバイトで稼ぎまくっていた時に、竹丸師匠と出会い(竹丸さんは当時“あらポン太”、私は女子プロレスラーのマッハ文朱似だということで“可愛家マッハ”という芸名だった。笑える)、お互いあっちこっちで顔を合わせ、おのおのネタだけでなく、ゲーム番組のゲームを考えたり、アルバイトで本番の裏方のお手伝いをしたりもしてました。懐かしい。

 時を経て、立派な師匠になられついに私をご自分の会に呼んでくださったのです。うれしい! あらポン太さまさま。金・土・日の3日間と次の週末の土・日の昼の部5日間。出番は午後2時過ぎの15分間。ものまね漫談、もちろん十八番・バスガイドネタもやります。随分前からオファーいただいてましたが8月もまさかのコロナで、昼夜完全入れ替え制・検温・消毒・マスク・換気・座席は間隔を空け半分に。しかも猛暑。よく来てくださいました。感謝。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?