半沢直樹で注目 正統派「お坊ちゃま学校」暁星学園の実力

公開日: 更新日:

 一方、2019年度の暁星中学の募集要項を見ると年間83万円の学費のほかに、任意で寄付(1口10万円、3口以上)が求められる。それでも難なく子供が大学まで進学してくれたら“必要経費”と割り切ることもできそうだが、暁星高校の進学実績はどうなのか。

■中学校からフランス語が必修

東大や早慶上智など有名大学にたくさんの生徒が進学し、医学部受験に強い点も特徴です。私立を含めると約3分の1の生徒が医学部に進学します。ただ、暁星学園に限らず、勉強が苦手な生徒にとっては厳しい学校生活になりそうです。暁星は語学教育に力を入れており、英語とフランス語が必修。英語学習にすら苦戦している生徒にとって、さらにフランス語まで学ぶのはかなり過酷だと思います」

 東大に進んだ香川照之も「死んでも嫌だね!」なんて言わず黙々とフランス語に励んでいたのだろう。将来的にフランス移住や留学を検討している家庭にとっては向いている学校かもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー