草彅剛が最新主演映画で見せつけた“憑依型俳優”の新境地

公開日: 更新日:

「また演技の幅を広げた」と、もっぱらの評判だ。主演映画「ミッドナイトスワン」が全国公開中の、俳優の草彅剛(46)。

 草彅はこの作品の中で、身体と心の葛藤を抱えるトランスジェンダーの凪沙を演じている。映画サイトの作品レビューでも高得点をつけて感想を書き込む人が非常に多く、<草彅剛の代表作となることは間違いない>というのが大方の意見だ。

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「ミッドナイトスワン」について「母性、人と人との繋がり、葛藤、そして生きていく苦しみや痛みが真正面から描かれた作品。重い内容でもあるため、正直、コロナ禍のいま公開することに賛否両論はあるかもしれません」と前置きして、こう続ける。

「鑑賞中は、つらくて目をそむけたくなる気持ちに何度か襲われました。それでもスクリーンから目が離せなかったのは、やはり草彅さんが繊細かつ自然に凪沙になりきっていたから。とくにバレエの先生から誤って『お母さん』と呼びかけられるシーンで見せた、照れたようなほほ笑みが素晴らしかった。『いまこの瞬間に凪沙の中に母性が強く芽生えたのだ』とはっきりと分かる見事な演技でした」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    江角マキコさん「落書き騒動の真相」を初めて語る…人気YouTuberの配信に抗議

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    テレ東「日本3大吞み食べドラマ」でも栗山千明「晩酌の流儀」に注目するワケ

  2. 7

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  3. 8

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  4. 9

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  2. 2

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  3. 3

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  4. 4

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  5. 5

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  1. 6

    米長期金利ついに5%突破…いよいよ懸念される「アメリカ発の世界不況」

  2. 7

    巨人は逆転Vでも橋上監督代行の昇格「まずない」…阪神超え勝率でもこだわる“時代遅れの純血主義”

  3. 8

    『レボリューション』ではニッキー・ホプキンスのエレピソロに耳を澄ませてほしい

  4. 9

    阪神vs巨人《超低レベル》デッドヒートの行方と、虎V確率「80%」の根拠

  5. 10

    共産・田村智子氏の涙は「感情的」と批判続出、高市首相の涙演説はスルー…女性政治家の「涙」奇妙なダブスタ