著者のコラム一覧
平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

PANTAさんは71年の三田祭で“ステージ・ジャック”をやった

公開日: 更新日:

 5月29日に「新型コロナワクチン」の1回目の接種を済ませた。「蚊に刺されたような痛み」だった。予防効果は70~80%。2回目で96%と聞いた。「これでライブに行ける!」。接種会場から渋谷リキッドルームに向かった。ハードロックバンド「怒髪天」のライブに参戦するためだ。爆音サウンドが床を伝って尾骨に響いた。「ここ1年、これに飢えていたんだよな!」。後期高齢者にしては、なかなかアグレッシブな動きと自画自賛しつつ――。71歳のロッカーPANTAさんも元気はつらつ。同30日には東京都の郊外・羽村市で行われた水族館劇場が主宰する野外劇場を見に行ったそうだ。受付に日本酒2本がドンと置かれ、熨斗紙に「御祝 頭脳警察」と書かれていた。何とも律義なPANTAさんらしい。

平野「仲の良かったフラワー・トラベリン・バンドに対して『グランドファンクとかクリムゾンを上手にコピーしてどうなる?』と言っていたPANTAさんは、あるライブ会場でフラワーの出番前に『これから物真似猿の大行進が始まる!』とステージから皮肉った」

あのころのロックはコピー全盛。カナダに渡ったフラワーが、地元ミュージシャンとセッションをやったときに『ボクたちは東洋から来たミュージシャンを楽しみにしていた。聴き飽きたブルースじゃない。キミたち独自の音を聴かせてくれ』と言われ、聴いてもらえる音がないことにショックを受けた。フラワーはオリジナリティーを追求したアルバム『SATORI』をリリース。涙が出るほどうれしかった」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒