眞子さまで再び注目 皇族の自由恋愛が始まったのはいつ?

公開日: 更新日:

 眞子さまが小室さんに出会ったのは、国際基督教大学(ICU)が交換留学生のために行った説明会だった。小室さんのすぐうしろに眞子さまが座ったのがきっかけだったという。ここから眞子さまの恋が始まったわけだが、皇族が一般人と恋愛をするようになったのはいつ頃からだろうか。

 戦前、皇族が一般人と恋愛した話は聞かない。恋愛はあったかもしれないが、少なくとも結婚には至らなかったはずだ。なぜなら、旧皇室典範によって、眞子さまのような内親王が嫁ぐのは、同じ皇族か天皇が特別に認めた華族だけで、それ以外は認められていなかったからである。ちなみに「天皇が特別に認めた華族」というのは、旧公家や旧武家の上流階層が出自の華族であって、明治維新で新しく華族に列せられた新参者は対象外ということ。実際、明治天皇の后は一条家で、大正天皇は九条家、昭和天皇の良子妃は久邇宮といったようにすべて旧公家の出である。こうした家の女子から慎重に選んだあと、お見合いをして結婚という流れで決まった。

 一方、眞子さまのような内親王はといえば、戦前は明治天皇の内親王4人と昭和天皇の長女の照宮内親王は東久邇家にと、すべて皇族に嫁いでいる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い