著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<23>デヴィ夫人を呆れさせた早貴被告の振る舞い

公開日: 更新日:

 野崎幸助さんはデヴィ夫人と交遊があった。デヴィ夫人が開催する年に1度のチャリティーパーティーに出席することも多かった。

■「なんという女なのか」

 そのデヴィ夫人は早貴被告が逮捕された時、このようなことを言っている。

「野崎さんの前の彼女は美人で、それはもう気配りのできる優しい方でした。あの方と結婚できてれば良かったのに、と今でも思います。それに対して早貴被告は、私と一緒に写真を撮ろうとした時に野崎さんも入っていたので、『あなたはそっちに行って』と押し出したんです。それを見て、なんという女なのかと驚いたのを覚えています」

 デヴィ夫人が言う「優しい彼女」というのが、交際クラブの紹介で知り合った鮎子さん(仮名)である。身長165センチの大柄でスリムな体形ながら胸が大きいというドン・ファンの好みのタイプ。ドン・ファンは彼女に求婚したが、彼女なりに悩んだらしい。むげに断るのもかわいそうだということで、彼女はドン・ファンからの電話に出なくなった。

「あのな、ドン・ファンが大変なんや。鮎子さんが電話に出ないって狂ったようになっている。ヨッシーは連絡つかないかな?」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発