著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

明けましてサヨウナラ…俺の壮絶な元日ドキュメンタリーを聞いてくれ

公開日: 更新日:

 だれがあれほどまでに壮絶な新年の幕開けを予想していたであろうか……。これはウソ偽りのない、生涯決して忘れることはないだろう、2022年元日のドキュメンタリーである。

 21年12月31日大晦日の夜、俺と長男・甲子園、次男・虎太郎は外房に立つ別荘にいた。そこは俺がママリンと呼んでいた妻(2014年、47歳没)の両親が釣りや家庭菜園など老後の静かな時間を過ごすために20年近く前に建てたものである。

 そこでは年末に集まり、徒歩3分の太平洋の大海原に昇る初日の出に、凍えた手のひらを温めるように合わせ、「今年も良い年になりますように」と拝むのが我が家の恒例行事となっていたのだ。そして、22年の元日も毎年変わらないそんな光景になるであろう……いやなるはずだったのだ。

 昨年までと唯一違う点は、8月に倒れ入院した義父の足の状態が思わしくなく、一人では歩行が厳しいことであった。

 それでも、例年と変わらぬ大晦日の和やかな時間は過ぎて行く……。ビールを酌み交わし、甲子園が腕によりをかけて作った年越しそばの味を家族中が絶賛し、おせち料理イブ(おせちは年が明けて出る)の数々に舌鼓を打ち……義父もビールグラスを口に運び、たばこを2本立て続けに吸う。さらに「お父さん、もっと食べなきゃダメでしょう!! ホラ、あなたの大好きなホウレン草、これ食べなさいア~ン」と口に入れる義母、恥ずかしそうに食べる義父の姿はほほ笑ましいことこの上なしであった……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る