ライバー歌手レイリが乃木坂46クリエーターで楽曲デビュー「目標は50万回再生」

公開日: 更新日:

 昨年11月、ライバー(SNSでライブ配信を行い、収入を得ている人)のスター発掘を目指すボーカルオーディション「ぼくキミProject」で、参加者750人超の中からグランプリを獲得したレイリ(21)。10日、1stデジタルシングル「ぼくとキミのものがたり」がリリースされた。ライバーからデビューして歌姫になることはできるのか。レイリは女性アイドルグループ・bancess(バンセス)のメンバーとして活動しているが、今回のプロジェクトの目的や今後の目標について聞いた。

「今もバンセスの活動でLINEライブをしていますが、SNSでライブ配信している歌手やアイドルはたくさんいます。ライブ配信だと応援してくれている方々の反応を『ポイント』や『ハート文字』などの形や実際に目で見られますが、今回チャンスをいただいた楽曲配信はそうした指標になるものがありません。そうした中でどこまで自分が工夫し、頑張ることができるか可能性を試してみたいと思いました」

■MVに「なつぞら」登場の女優が出演

 今回の「ぼくとキミのものがたり」は乃木坂46欅坂46などに楽曲提供をしているクリエーターの和田春氏が作詞作曲を担当。ミュージックビデオにはNHK連続テレビ小説「なつぞら」などに出演歴のある女優の鳴海唯(23)が登場する。

「MVを撮ってもらったのは初めてです。ヘアメイクやスタイリストもつけてもらい感動しました。さらに自分の曲がMVで形になっていくのを見ていたら嬉しさのあまり涙が出ました。私がギターを弾くシーンがあるのですが、実はギターは未経験。なんとか絵になるように必死で練習しました」

楽曲の魅力を表現できるアーティストに

 好きな歌手はBiSHのアイナ・ジ・エンド。

「尊敬しています。アイナ・ジ・エンドさんがある記事で『人の琴線に触れる歌を歌いたい。誰かに歌を届けようと思い過ぎるとうそっぽくなってしまうから、それが滲み出てくるまで待つ』といった趣旨の事をお話されていました。すごく素敵な考え方だと思いました。私もアイナ・ジ・エンドさんのように楽曲の魅力を自然に表現できるアーティストになりたいと思います」

 今回のメジャーデビューでは具体的にどこに目標を定めているのか?

「一人でも多くの人の心や耳に『ぼくとキミのものがたり』が届いて欲しいですね。YouTubeで50万回再生が今回の目標です」

 サブスクリプション(定額聴き放題)から人気歌手が続々と誕生しているが、ライバー出身の歌手もこれから増えそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  2. 2

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  3. 3

    辻仁成は「寝耳に水」 中山美穂離婚報道の“舞台裏”

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  1. 6

    中山美穂さん急逝「加齢の悩み」吐露する飾らなさで好感度アップ…“妹的存在”芸人もSNSに悲痛投稿

  2. 7

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 8

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  4. 9

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  5. 10

    紅白出演をソデにした旧ジャニーズ痛恨の“判断ミス”…NHKに出たい若手タレントが大量退所危機

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?